表具師店長の日記

2023年明けましておめでとうございます (^^♪

 令和5年(2023年) 新年明けましておめでとうございます ヽ(^o^)丿

旧年中は大変お世話になりました。 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます m(__)m

例年3日以降に嫁さんと初詣に行っていたのですが、今年は元日の午前中に行ってまいりました (^^♪

例年は福袋を販売していたので、出来るだけ早くから販売開始しようという気持ちが強かったのですが、

今年は福袋を作りませんでした。 (昨年 コロナの影響で全く売れなかったので心が折れました…)

すると 気持ち的にゆっくりとしてしまい、先に初詣に行こうという事となりました。

今年の大神神社の元日はそれほど混みあっておりませんでした。

コロナの影響でしょうか? 参道が新しくなって少し広くなったせいでしょうか?

いつもは、押し合いへし合いしながら進むのですが、ゆっくりと歩いて参拝出来ました ヽ(^o^)丿

 

 

 

そして例年通り おみくじを引きましたが、私は「吉」 嫁さんは「末吉」でした。

嫁さんは「大吉」を望んでいたので、ちょっとへこんでましたが、逆に店長は「凶」を望んでたので

残念でした… (^^ゞ

帰ってから、「三輪の七福素麺」「三輪のあめちまき」「三輪の絵葉書セット」「色素麺のふち」 を

販売開始しました (^^)v

 

 

ただ、気持ちもあまり乗っていなかったので、初日はほとんど売れませんでした・・・

その後 今日 4日 まで販売し そこそこの売り上げを上げる事が出来ました ヽ(^o^)丿

可愛い孫ちゃんのお陰ですね \(^o^)/


2023/1/6 書く




久しぶりの涅槃図の修理 Vol.5

 9月26日に総裏を入れたと書きました 涅槃図の掛け軸ですが、無事仕上げる事が出来ました \(^o^)/

総裏を入れた後 1か月ほど乾燥させました。

その後裏返しに張り直し(これを表掛けと言います) 更に1か月ほど干しました (^^)/

 

そして12月に入った天気のいい日に 仮張りから外し仕上げに掛かりました (^^♪

仮張りから外したのは良いのですが、大きいので扱いが大変です…

裏面に蝋を引くのも、数珠掛けをするのも 半分ずつにしなくてはなりません (^_^;)

下軸や表木を付けるのも一筋縄では行きません…

難儀難儀をして漸く完成した掛け軸を見たときは感動でした ヽ(^o^)丿

 

今まで幾度となく涅槃図の修理をさせて頂きましたが、大きな掛け軸はそれだけで大変ですが、とても

やりがいのある仕事です (^^)v

絵描きさんの都合もありましたが、取り掛かり始めてほぼ2年掛かって仕上げる事が出来ました \(^o^)/

また 次の涅槃図のお仕事が来ることを楽しみにして待っております !(^^)!


2022/12/26 書く





2022年 奈良マラソン (^^ゞ

 12月11日 今シーズン最初のフルマラソンである 「奈良マラソン」 に参加してきました ヽ(^o^)丿

朝が楽と言う事で、昨年度より七福素麺でお世話になっている 「ホテルアジール奈良」 さんに今年も

前泊させて頂きました!

 

今年は、奈良県で「今ならキャンペーン」と言うのがあり、宿泊料金が半額(割引上限5000円)になる上

3000円のクーポンも頂きました ヽ(^o^)丿

宿泊料金が6600円だったので、ほぼ無料で泊った事になります (^^ゞ 有り難いです!


で、今シーズン最初のマラソンがどうだったかと言いますと、今までで最悪の結果となりました (~_~メ)

 

春から股関節に違和感があり、接骨院や整形外科に通い、坐骨神経痛やら椎間板ヘルニアだのと

言われてきましたが、治療や薬も大した効果が無く、結局 「だましだまし走り続けた感」 がありました…

その結果、帰りの天理の坂(登り)で、左足が痛く・全体的に痺れた様になってきました… (-_-;)

走ることが出来ず、歩いて坂を上りましたが、次ののぼりでも同じようになったので、鍼灸院さんが常駐

しているブースに飛び込み、マッサージを受けました (>_<)

少しマッサージしてもらうと結構楽になったので、「有り難うございます!もうちょっと頑張ってきます!」

と言って、また走り出しました (^^)/

しかし、次ののぼりまで行くとまた同じ症状が出てきたので、今度は 「救護所」 に飛び込みました (>_<)

救護所での診断では、「坐骨神経痛ですね・・・」 との事で 「どうされますか?」 と聞かれたので、「何か

良い方法ありますか?」 と聞くと 「ここで少し休憩して止める事ですね…」 と言われました (>_<)

「こんな山の中でリタイアしたら、ゴール地点に戻るのにえらい時間掛かるがな… (-_-;)」 と思ったので

「ゆっくり歩いていきますわ」 と言って 救護所を出ました (^^ゞ

 

上右の写真でもわかるように、コースから途中下車した様子が良く分かります … (^_^;)

とりあえず上りは歩き、下りで調子が良ければゆっくりと走ろうと進みました。

そんな調子で進んでおりましたが、「ロキソニン錠」 を持ってきていることに気づき飲みました。

徐々にですが効いて来たようで、走ってもそれほど痛くなくなってきました !(^^)!

そのおかげで何とかゴールにたどり着くことが出来ました ヽ(^o^)丿

ゴール手前で毎年応援してくれている嫁さんと初めて写真を撮りました (^^♪

ゴール後は、宿泊時にもらったクーポン券を使って嫁さんと一緒に 牛カツ を食べて帰りました (^^)/

      

 


来年2月の 「別府大分毎日マラソン」 までには何とか股関節を治したいなぁ・・・

今回の結果です… 
               


2022/12/25  書く




金紙の修理を依頼されました (^^♪

 先日 ちょっと変わったお仕事をさせて頂きました (^^)/

額の修理と言えば、当店の守備範囲なんですが、ベースに張ってある「金紙」の修理をご依頼して

頂きました (^^ゞ

詳しく説明すると、ベニヤに金紙を貼りその上に花の押絵(色のついた裂地の中に綿を詰めて花や人を

表現し、色紙などの上に納めたもの)が張ってあります。

その金紙の一部に傷が入った為、それを何とかしてほしいとの依頼でした。

 

最初お話をお伺いしたときは、「押絵部分を外して似たような金紙に張り替えたら大丈夫」 と考えて

おりましたが、作品をよく見てみると 金紙の上に作者の落款があったのです…(~_~メ)

と言う事は金紙を張り替えることはできないと言う事です・・・

そこで店長は似た金紙を探し、箔(約13cm四方)の部分だけを切り取って上から張ったらどうだろうか

と考えました (^^)v

結構 賑やかな金紙でしたが、歴清社さんの見本帳を見ていると似ている紙がありました ヽ(^o^)丿

そこで 問屋に幾らするか聞いてみると、7.2m の巻でしか販売していないとの事でした・・・

7.2m で136000円 でした (@_@)

たった 13㎝ 四方しか必要ないのに、95㎝×7.2m も購入できませんので、直接歴清社さんに連絡を

取ってみましたら、最小単位で販売しますと言ってくれました。

95cm × 1m です。 これで19200円 でした。

かなり安くはなりましたが、施主様のお考えの予算よりかなりのオーバーでした。

そこで再度 「13cm四方しか要らない」 事をお伝えしたところ、「A4 サイズのサンプルがあるので、

それなら無料で差し上げます」 と言ってくださいました ヽ(^o^)丿

そのおかげで、送料のみで材料を仕入れることが出来、施主様も 「それなら作業に掛かって欲しい」

と言ってくださいました (^^)/

歴清社様 有り難うございました m(__)m

 


施主様に 「箔の部分だけ切り取って 上から貼ったら…」 と言いましたが、上から貼り重ねると上から

貼った紙の厚み分が目立ち 「貼ってある」 感が非常に出てしまいます。

そこで店長は考えました !(^^)!

上から貼る紙の際を削ぎ落すことにしました。

屏風や襖の金箔部分の穴あきを修理する際、そのまま裏から金紙を当てても表の紙の厚み分が

表から見てよくわかります。

その為 裏から穴の周りを削ぎ ほぼ金だけにしてしまいます (^^)/

すると 金の厚みはものすごく薄いので、裏から貼っても表の紙の厚みが分からず、違和感が出ません。

これを応用しました!

これが正解で、上から貼ってあるのがほぼ分からなくなりました ヽ(^o^)丿

 

施主様に お届けすると、とても喜んでくださいました (^^♪

色々な作業の積み重ねが、新しい作業のヒントになるんですね \(^o^)/

皆様 これからも頑張りますので、宜しくお願い申し上げます m(__)m


2022/11/25  書く




息子が結婚しました ヽ(^o^)丿

先週の土曜日(11/19) に息子が結婚しました \(^o^)/

7月23日に「結納式」 を行って、結婚式はまだまだ先だと思っていましたが、アッという間にやって来ました!

大神神社で挙式をし、その後奈良市内の「菊水楼」という所で披露宴を行いました (^^♪

地元で しかも 店長が長年関わってきた大神神社で挙式すると聞いた時は、やはり嬉しかったです!

当日は朝から良い天気で、11月半ば過ぎにもかかわらず、暑いくらいでした (^^)/

娘二人の時はモーニングで参列したのですが、今回は息子らの希望で 紋付き袴を着る事になりました(^^ゞ

その為新しくなった「三輪山会館」で着付けをしてもらい、集合場所の参集殿に向かいました。

昔からよく知っていた神官さんが担当してくださったので、神社の新郎新婦用の送迎車に特別に乗せて

もらって参集殿に向かう事が出来ました ヽ(^o^)丿

   

店長側の親族が総勢30名に対し、新婦側の親族が6名だったので、店長側の親族の一部が新婦側に

座る事となりました (^_^;)

神官さんが祝詞を上げている最中、孫の柊ちゃんが、「パッピバースデーツーユー…」 と歌いだしました!

確かに新しく夫婦が生まれたのだからその通りなのですが、2歳の子がそんな事考えるはずもなく その曲を

歌い出したのには思わず笑いそうになりました… (^^)v

 

 


その後 大型バスに乗って「菊水楼」へ向かいました。

菊水楼では、店長の最初の仕事である「親族紹介」が待っておりました (^_^;)

先ほども書きましたが、店長側は30人おります。

名前と続き柄を覚えるのに大変でした…  でも 無事(?)完了出来ました !(^^)!

さぁ いよいよ披露宴です (^^)v

 


今まで経験した披露宴とはコロッと違い、いきなり 「新郎からの披露宴の説明…」 がありました (^_^;)

披露宴のテーマは 「星」 と言っていたと思います。

「ご臨席の皆様が一つ一つの星で、集まると明るく照らしてくれる…」 の様な話だった様な・・・ (^^ゞ

そして 「みんなにお祝いしてもらう披露宴ではなく、みんなをもてなす披露宴にする」 と言ってました !

出だしがそんなだったから、とてもくだけた感じで楽しい雰囲気で会は進みました。

料理もとても美味しかったです! 会場内に厨房があるのは初めて見ました \(◎o◎)/!

当店の七福素麺も料理の一部に入れてくれました (^^♪

通常 宴の最終に花束贈呈がありますが、今回は途中にそれも誰も知らない間に花束贈呈でした…

「両人は人に見せる為じゃなく、感謝の気持ちを伝えるためだから・・・」 と言っておりましたが、親としては

少々気が抜けたと言うか、ちょっと寂しくも感じました・・・

でも それも彼らのやり方なんだからね (^^)/

 

 

 

 

店長は新郎の父と言う事で、「最後に両家代表の挨拶を3分ほどして締めてくれ」 と言われましたので

店長なりに準備はしておりましたが、少々格式ばった固い挨拶を考えておりました。

宴の雰囲気を感じると 「ちょっと場違いな挨拶になるかなぁ・・・」 と思ったのですが、それしか用意して

いないので、自分の考えた挨拶をさせてもらいました。

案の定 会場は 「シーン…」 と静まり返り、店長は余計に緊張してしまいました (^_^;)

とりあえず 言いたいことは言えたと思うので 良しとします (^^ゞ

菊水楼さんのスタッフさんはとても親身になって考えてくださいました。

そのおかげで、息子たちがしたい披露宴を開催できたと思います。

本当に菊水楼の皆さん 有り難うございました m(__)m

 

 


宴の後は子ども達家族と嫁さん側の親族一同が一緒のホテルに泊まりました (^^♪

翌日は昼食を「百楽」と言う中華のお店で一緒に食べ 解散しました (^^)v

 


まぁ 何はともあれ、息子の一生一代の晴れ舞台が無事に挙行できてホッとしました \(^o^)/

新しい家族が一人増えました (^^♪

楽しい・素敵な家庭を築いてくださいね ヽ(^o^)丿


2022/11/24  書く




古い襖の修理Vol.2 (^^♪

 5月27日に店長日記で報告した襖の修理ですが、「折を見て報告させて頂きます」 などと書き込んで

おりましたが、途中経過を書く余裕もなく、先日仕上げをして納めてまいりました… (~_~;)

残りの7枚もやはり一筋縄では行かないような傷み具合でした… (>_<)

1面仕上げるのにおおよそ6日ほど掛かっておりましたので、全部を一気に仕上げるとひと月以上

この襖の修理に掛かりっきりになってしまうことになります。

そこで、両面(2枚)を修理したら違う仕事をし、それが片付いたらまた襖の修理を2枚する…

というペースで作業を進めていきました (^^)/

その結果、すべて完成したのが、10月10日ごろでした…(^^ゞ

何と 4か月も掛かってしまいました (~_~;)

 

 

その後、下合わせも済み内則の調整(幅と丈を下合わせの時に付けた印に合わせて調整する事)も

終わった下地の耳すき(下張りした紙が段になっているので、出刃包丁で段になっている部分を削ぐ事)

をし、和紙で受けを2回掛けると、上張りの準備が完了します !

 

 

 

そして修理をした襖紙を、受け紙の上に張り付けます。 これが上張りです (^^)/

この様に書くといとも簡単に上張りが完成した様に思いますが、そうではありません・・・

古いお宅は柱が傾き・敷居も歪んでいます。

その為、古い襖を新しくする場合、幅は出来るだけ元のまま使えるようにして上下だけで歪みを取ります。

と言ってもそう上手くは行かないので、上張りを修理する時に上下左右で3分ずつサイズが大きくなる様

修理しました (^^♪

上張りを襖の下地に合わせる時は、真ん中の襖から張るようにします!

これは、端から張っていくと歪みの量が多くなり反対側では紙が足りなくなる事も出てくるからです (^^;)

真ん中を先に合わせて、それに合わせて両端を合わせると歪みの量が少なくて済みます!

それでも右では紙の下が左では紙の上が一杯一杯になってしまいました・・・

隣り合う襖は柄が合わなくてはいけないので、よく目立つ柄の下からの寸法を測りながら1枚ずつ張って

行かなくてはなりません。 

片面4枚張って十分乾燥させて、今度は裏面も同様に張ります。 そして上張り完成となります ヽ(^o^)丿

 

十分乾燥させた後、元の引手穴の位置に引手穴を掘ります (^^)/

先に引手穴を掘ってしまうと、上張りの位置の微調整が出来なくなるので、後から掘ります (^^)v

 

そしてふちを打ち、あけた穴に引手を入れて襖の完成となります \(^o^)/

これを現場に持って行き、敷居の溝幅やゆがみを微調整して納めます。

ただ、古い敷居は今まで入っていた襖によって溝が傷んでいます。

溝幅が広くなっていたり、下溝が削れて深くなっていたりします。

その辺も調整してスムーズに動くようになするのです !(^^)!

4枚が敷居に納まると、凄く良く見えました ヽ(^o^)丿

 

施主様もとても喜んでくださり、半年間の苦労が報われました (*^^)v


2022/11/7 書く




漆塗り研修会に参加しました (^^)/

 ちょっと前になるのですが、漆塗りの研修会に参加してきました (^^)/

表具師さんが何故漆塗り??? と思われるかもしれませんが、表具師の扱う商品には漆塗りの商品が

沢山あります。

例えば、襖のふち ・ 額装の枠 ・ 衝立の枠 ・掛け軸の軸先 が代表的なものです (^^♪

その中の襖のふちに漆を塗る研修会がありました!

漆塗りと言っても色々な塗り方があります。

襖のふちの塗り方にも大きく分けて2種類あるのです。

何が違うかと言いますと、ふちの木地に一番最初に塗る「下地」の塗り方です。

研修会で先生は、「はんだ塗」と「蠟色塗り」 と仰っておられました。

「はんだ塗」 とは 砥の粉に膠を混ぜたものを下地として塗ります。

それに対して「蠟色塗り」とは、砥の粉に漆を混ぜたものを下地として塗ります !(^^)!

どう違うかと言いますと、膠は水に弱いので、湿気が多いと漆が剝がれてきますが、

漆は水に強いので剥がれることがありません!

では、すべて下地に漆を混ぜて塗れば良い のですが、費用が高くついてきますので、予算のある物

しか使えないのです・・・ (>_<)

今回は 「漆塗り」の見学と「研ぎ出し」の体験 をしてきました (^^♪

見学会では、先に書きました漆塗りの基本的なことの説明をした後、先生がまず下地を作りながらの

説明の後 実際に木地(襖のふち)に下地を塗っていかれました。

下地は刷毛で塗るのではなく、へらで塗ります。

その後、すでに下地を塗ったふちが用意してあり、その上に今度は漆専用の刷毛で漆を塗っていかれる

訳ですが、漆を塗るには漆の中に入っている不純物を取り除かなくてはいけないので、和紙に漆を入れ

絞って漆を濾されました。 手際よく刷毛を使っておられるのを見ると流石だなぁと感じました (^^)v

 

 

この後体験として、漆の研ぎ出しです!

店長は昔漆について少し勉強をしていたのですが、その時の記憶では「椿の消し炭」 で表面をこすって

研ぐと聞いておりました。

しかし現在では、細かいサンドペーパーに水を付けて擦るそうです… (-_-;)

襖のふちで「艶消し」という種類があるのですが、本来はこのように炭やサンドペーパーでこすって

艶を消すのですが、艶の出ない漆もあるようで、手間がかからないので指定しなければ艶の出ない漆

を塗られてしまいます…

擦ることでわずかな凹凸や小さなごみは消えて表面が綺麗になります (^^♪

今回の研ぎ出しは、下地の上に「紅柄」を塗りその上に「黒」を塗り重ねている20cmほどのふちを

渡されました (^^)/

これを研いで黒を消して赤を出すと 「曙塗」になる訳です !(^^)!

でも 中々うまく研ぐことは出来ません… (>_<)

必死になって 手が痛くなるほど擦って、ようやく少しの模様を作る事が出来ました (^^♪

その後 昔は 「角粉」と言って、鹿の角を粉にした物に少量の油を入れてふちの表面をこすると

艶が出てくるのですが、今は液体のワックスを掛けました (~_~;)

 

 

 

何やかやと言いながら作業をしましたが、艶消し・研ぎ出し と言う作業には物凄い労力が掛っている

と言う事を、改めて知ることとなりました \(^o^)/

久しぶりに いい勉強会でした (^^♪


2022/10/30 書く




久しぶりの涅槃図の修理 Vol.4

 涅槃図を組み立て、総裏(最終の裏打ち)まで入れました ヽ(^o^)丿

涅槃図が綺麗になって帰って来たので、廻りの裂地を取り付けて組み立てなくてはなりません!

その為にはまず、作業台の拡張が必要になります (◎_◎;)

2011年に涅槃図を依頼された時に、作業台を拡張出来る様に細工をして頂きました (^^)/

その後何度も作業台を拡張して作業をしておりますが、今回もまた拡張する事となりました!

今回は片側だけで済みました.。

作業台だけではありません・・・

総裏を入れた涅槃図を乾かすために張り付ける「仮張り」も大きくしなくてはなりません。

今回は 一番狭い幅の仮張りを2枚横に繋ぎました・・・ (^^)/

   


昨年本紙の補彩に出してから、廻りの裂地は幅を継いで(裂幅が足りないので継がなくてはいけません…)

裏打ちをして用意をしておきましたので、今回はそれを取り出して糊で付けて行くだけですが、大きいので

取り回しがし難しくとても大変なんです (^^;)  

組み立てが終わると、全体にとても薄い紙で裏打ち(中裏)を施します。

   

   

そしてその後 柱の寸法と全体の長さを出して耳折(幅裁ちした部分の裂地がほじけるので、それを防ぐ

為に3mmほどの幅で裂地を折り曲げる事)をし、総裏の準備に掛かります。

そして最後の裏打ちである総裏を施しました。

作業台の両脇に脚立を置き、その上に梯子を乗せて作業をします (^_^;)

とてもやり難く大変な作業でしたが何とか無事終わり、2枚継ぎ足した仮張りにも納める事が出来ましたので、

後は乾燥するのを待つだけです ヽ(^o^)丿

 

 

仕上げましたら、また報告しますね !(^^)!


2022/9/26 書く




大きな洋額の修理 (^^)/

変わったお仕事をお受けしました (^^♪

「変わった」 と言うのは、表具師としてはあまり関係が無いように感じるお仕事だからであります… (^^;)

ある団体が所有する大きな額の修理を依頼されました。

「額の修理だから表具師の仕事じゃないか・・・」 と思うのですが、その額が和額ではなく洋額だったからです!

和額は、襖の様な下地に裂や紙を上張りし、その上に本紙を納めています。

洋額は、ベニヤで作ったパネルの上に鳥の子を貼ってその上に絵を描くと言うものです。

壁に取り付けてあった大きな額(高さ2.1m×巾1.5m) が 何かの弾みで倒れて机の角に当たったそうです…

 

 

その為 表側の絵の部分が破れたのは言うまでも無く、裏側のベニヤ迄破れてしまっておりました (>_<)

現場へ見に行った時、表側迄ベニヤの一部が出ていたので「ちょっと厄介かな…」 とは思いましたが、

適当にお見積りを出しましたら、それでお願いしますとなってしまったんです・・・

その団体の方も、私を逃すと誰に相談すれば良いか分からなかったらしいです・・・ (^_^;)

裏側からベニヤを少しずつ切り取って破れた部分を露出すれば何とかなるだろうと思っておりましたので、

車に積んで持って帰りました (^^)/

  

作業台の上に裏返しに置き( やっぱり大きいですね・・・ )、少しずつベニヤの破れた部分を取って行きました。

幸いな事に、絵を描いてある鳥の子部分がベニヤに直に貼り付けていなかったのです ヽ(^o^)丿

直に張り付いていると少しずつカッターでベニヤを切りすぎないよう注意しながら切らなくてはいけませんが

浮いていたので、薄い鉄板で作った下敷き( スプレー缶を潰して作りました (^^ゞ )を絵の部分とベニヤの間に

差し込み、力を入れてベニヤを切る事が出来ました。 このお陰で作業時間が格段に短くなりました!

ここから先は表具師さんの腕の見せ所です (^^)v

破れた鳥の子を少しずつ捲り上げ、絵が元に戻るよう破れの上下を確認しながら、浮いている部分に糊を

入れて紙を戻し、破れのサイズに水切りした手漉き和紙をその破れの上から貼り付けて裏側の破れの修理は

完成しました。

 

切り取ったベニヤの部分には、別のベニヤをそのサイズを合わせカットして嵌め込みました (^^♪

表側は、絵の具が衝撃で浮いてしまったところに糊を入れてしっかりと押さえました。

これで私の仕事は完了です。

 

 

この後は絵描きさんに欠落した部分の補修をお願いしております (^^)v


2022/9/7 書く




久しぶりの涅槃図の修理 Vol.3

漸く 涅槃図が綺麗になって帰ってまいりました ヽ(^o^)丿 (下記全画像はクリックすると拡大画像が見れます

 

昨年の1月4月の店長日記に書いている様に、昨年初頭から近くのお寺の涅槃図を修理させて頂いております。

本紙の修理が終わった時点で画家さんに補彩してもらう事となり、知り合いの画家さんにお預けしておりました。

お預けしたのが昨年の2月だったので、約1年半掛かりましたが、綺麗になって帰ってまいりました (^^♪

大きな画面だし、傷んだところへの補彩はとても気を遣う作業なので、お任せしておりました。

 

 

さぁ これからは店長の仕事です ( `ー´)ノ

また作業が進んだら報告させて頂きます (^_^)v


2022/8/16 書く





当店の紹介
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 なび奈良

奈良県桜井市の大神神社(三輪明神)の参道にお店がある大正12年創業の老舗 高梧堂(こうごどう)嶋岡表具店です。
近くには、邪馬台国卑弥呼の遺跡として有名な纏向遺跡があります。
古くなって傷んだ掛け軸・額・屏風等を1級表装技能士であり文化財保存修復学会会員であるベテラン表具師が責任を持って修理修復します。
又、書画などを掛け軸や額に表装(新調)致します。 大阪京都は出張見積り無料。

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表具師店長の日記

嶋岡店長

こんにちは!店長兼表具師の嶋岡です。

京都で修行を積み、この道一筋35年。数々の古い表具の修理修復をしてきました。
お客さん第一で、納得のいってもらえる仕事をモットーとしております。
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