表具師店長の日記

春のお祭り (^^)v

4月9日は三輪のお祭りでした \(^o^)/

正式に言うと、大神神社の一年に一度の例祭 『春の大神祭』 だそうです。

私たち地元の人たちは、『れんぞ』 とか 『お渡り』 と呼んでいます。

この祭は崇神天皇の御代に始まり、明治以前は卯の日に行われる事から"卯の日神事"と呼ばれ、二千年以上も続く大神神社の大祭です。

8日~10日までの3日間の祭りで、9日は『若宮神幸祭』 と呼ばれるメインのお祭りです。

この『若宮神幸祭』とは、崇神朝に大直禰子命(おおたたねこのみこと:大物主の命のお子さん)を三輪の里にお迎えした時の様子を再現した祭りです!

その由来は、
第10代崇神天皇の時代、国内に疫病が流行し、国民の多くが死亡し、容易ならざる国状となった時、天皇の御夢に大物主大神があらわれ、「吾が児、大田田根子を以て吾を祭らしめたまわば立ちどころに平らぎなむ」とお告げになりました。
天皇は、大田田根子命を探し出され、大物主神を祀る祭主(かんぬし)とし、丁重にお祀りされると忽ちに病気は止み、国内は平安となり富栄えたと『古事記』『日本書紀』にあります。

馬に乗った宮司さんや神職さん、時代装束に身をつつんだ氏子・お稚児さんなど総勢250名が神輿のお供をし、巡幸する様子は一大時代絵巻を見ているようです。


2千年以上も続いてるって 凄いですよね!

私はこの祭りに20年近く参加しています。昨年と今年は、猿田彦の面をかぶって参加しました。

・ 出発直後 (神社の参道で) ・ 桜並木の前を巡行
・ お稚児さんと一緒に記念撮影 ・ こんな高い下駄で疲れました(^_^;)
・ 恵比須神社でしばしの休憩

是非、来年は見に来てくださいね!

2010/4/12 書く

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奈良県桜井市の大神神社(三輪明神)の参道にお店がある大正12年創業の老舗 高梧堂(こうごどう)嶋岡表具店です。
近くには、邪馬台国卑弥呼の遺跡として有名な纏向遺跡があります。
古くなって傷んだ掛け軸・額・屏風等を1級表装技能士であり文化財保存修復学会会員であるベテラン表具師が責任を持って修理修復します。
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