表具師店長の日記
涅槃図の修理 途中経過 Part1
ようやく 特大の涅槃図の修理に掛かり始めました \(^o^)/
昨年の9月末に 色止めを施しましたが、中々作業台を空けることが出来ず、今年の1月には
店長日記に 「 これから頑張って修理します!」 と書きながら、今頃になりました・・・
掛け軸の幅が、作業台の長さに近いので 改めてビックリです・・・ (@_@)
また、廻りの裂を含め 涅槃図全体で 一つの絵になっているのです!
普通は、上巻と言って 手で触って荒れない様に絹を張る表木( 掛け軸の上部の木)部分にも 絵が
描いてあり、どうすべきか・・・? とかなり悩みましたが、切り離すこととし、解体に入りました (^^)v
【 作業台 一杯の掛け軸 表側と裏側 】 | ||
【 表木部分 ここにも絵が・・・ 】 | 【 解体作業開始 】 | |
【 上部解体 表木を外し 表木部の絵も外す 】 | 【 下軸を外す 】 |
そして 本紙の継ぎ手も かなり緩んでいたので、外してしまい 小さなブロックに分けて作業をする事
にしました (^^♪
【 涅槃図を6つのパーツに分解しました 】 |
ここまで作業を進めるのに、延べで 1週間も 掛かってしまいました・・・ (^_^;)
これからが 大変です・・・
2014/4/11 書く
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