表具師店長の日記

三輪恵比須神社の初市祭

2月5日(金)~7日(日) 三輪の恵比須神社で初市祭がありました。

私が子どもの頃は、沢山の露天が立ち並び、とても楽しみにしていた事を覚えています。

人出も多く、二度目のお正月といった雰囲気でした。

最終日の御供撒き(ごくまき)も楽しみの一つでした。

(上の写真は、今年の『御供撒き』の様子です。皆さんの意気込みが伝わってきそうです)

しかし、最近は露店も数件しか出ておらず、参拝に来る人もかなり少なくなりました。

聞くところによると、昔は三輪より南部には恵比須神社が無かったらしいです。

その為、榛原・宇陀の方々も三輪の恵比須神社にお参りしたそうです。

今では、その方面に恵比須神社が出来たらしく、三輪には来られなくなったとか・・・

ちょっと寂しいですね (T_T)

ここで、三輪の恵比須神社の御由緒を写しておきます (^^)v


『当神社は八重事代主命(三輪明神の御子神)他二柱を奉し、日本最初市場 海石榴市(つばいち)
の守護神として悠久の昔創祀せられ「つばいちえびす」と称えて商売繁盛・福徳円満を祈って敬仰して
参った大和の古社であり、恵比須信仰の本源をなすお社であります。』

日本で一番最初に出来た恵比須神社なんですよ! \(^o^)/

5日は宵えびす : 『鯛曳き』
6日は本えびす : 『初市大祭』
7日は残りえびす : 『御湯(みゆ)の神事』(湯立神楽)・『景気太鼓』・『御供撒き』

以上の行事が有ります。

数年前 、この恵比須神社に新しい宮司さんが来られてから少しずつ変わってきました。

昨年より 『御湯の神事』を 氏子のお嬢さんが務められています。
その神事の始めに『太刀祓い』が入りました。

また、今年から 『鯛曳き』のコースが長くなり、沢山の方に見ていただけるようになりました。

私の子ども達は、この鯛曳きの後に子ども会からもらうコロッケを楽しみにしていました (^_^;)

そしてそして! 昨年より新しく行われた『太刀祓い』を務めているのは、店長の私なのです (*^^)v

なぜ私なのか良くわからないのですが、昨年宮司さんよりお声が掛かり、喜んで受けさせた頂きました。

この刀で、八方を斬り お祓いをします。

この後『御湯の神事』が行われます。

彼女の動きは豪快で、8つの釜に入ったお湯を 笹の葉で、前後左右にたっぷり撒き散らしました。

このお湯に掛かれば無病息災であると言われてますので、近くの方は沢山お湯を掛かろうと、

うつむいてじっとしておられました。

この後は、『和太鼓大美和』 によります 『景気太鼓』が 披露されました。

今年は、3曲も演奏されました。

店長も『和太鼓大美和』のメンバーなんですが、腕を痛めていたので 今回は見学してました (*_*)

久しぶりに観客として聞いてみると、迫力があり 『和太鼓大美和』 最高っ!!

次回は、叩きたいですねぇ~

そして、最後が みんなお待ちかねの『御供撒き』です。

やぐらの上から、役員さんが沢山のお餅を撒いてくれます。

我先にと、福を頂こうと必死になってお餅に向かいました!

来年は、もっと沢山の人が来てくださると嬉しいです (*^_^*)

2010/2/10 書く

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