お役立ち情報
襖の簡単修理 ~ 破れの補修 ~
【 襖の簡単修理 】
「 お掃除をしていて、掃除機の吸い込み口が襖に当たった!」 とか
「 ゴルフクラブが襖に当たって穴が開いた!」 と言うようなことは有りませんか?
こんな時にお役に立つ 簡単な襖の補修方法をお教えしますね (^^♪
用意する道具ですが、
【 ハガキの様な薄くしっかりした紙 】
【 千枚通しの様に先のとがったもの 】
【 霧吹き 】
【 洗濯糊 】
【 薄手のヘラ ( ナイフを代用してもいいかも!糊を入れるのに使います ) 】
【 薄手の柔らかい紙 (糊を入れた後 撫でるのに使います) 】
≪ 以下の手順で お試しください (まずは一通り読んでくださいね!) ≫
【1】 襖を床などに平に置く |
【2】 霧吹きで 破れの周囲をなるべく大きめに湿す。 古い襖は埃が溜まっているので、1か所に多くの水気が入ると「輪染み」が出来易くなります。 大きめに湿すことでそのシミをぼかすことが出来ます。 湿気を入れると襖紙が伸びて、当て紙を入れやすくなります。 |
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【3】 破れの下に入れる当て紙のサイズを決めます。当て紙はハガキの様に薄くしっかりした紙が良いです。 破れの一番大きな場所から当て紙を入れるように考えます。 入れる部分の幅は一番広い所より少し狭く、反対側は一番広い所より広くします。 |
【4】 左の説明の様にして当て紙を切り取ったところ。 上の写真のような向きに収まると破れが完全に隠れます。写真【2】の青い四角形の大きさです。 |
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【5】 当て紙を破れに入れてしまうと方向転換が出来ないので、千枚通しのような先のとがった物で 表面に沢山の穴をあけておきます。 これは破れに当て紙を入れた後、穴に千枚通しの先を入れて 当て紙の向きを変える為です。 |
【6】 実際に破れに当て紙を入れているところです。【4】の写真と見比べれば分かりますが、最終的に収まる形と違いますね! このまま入れ込んで、90度左に回さなくては同じにならないです。 |
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【7】 向きを調整した後、ハガキの上にくる部分に糊を入れ、薄い紙を上に乗せてその上から撫でてください。 |
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どうでしたか?
意外と簡単でしょう! 昔から襖の破れの補修は、このようにしていました。 先人の知恵です (^^)v
これからも色々紹介していきますね \(^o^)/
コメント
コメントをするふすまの補修をしていただいて、本当に助かりました。
ありがとうございました。
m(__)m
- いのうえ
- 2013.11.20
- 10:38
いのうえさま
喜んでいただけて 良かったです!
ちょっと難しそうな襖紙だったので、上手く行ってホッとしています (^^)v
何でもお尋ねくださいね (^^)/