表具師店長の日記
特大涅槃図を見てきました (^^)v
先月の半ば過ぎに、昨年涅槃図をお納めしたお寺にお伺いしました。
このお寺は、奈良市十輪院町にある 「 金躰寺 」 と言うお寺で、凄く歴史のあるお寺だそうです。
ウィキペディアによりますと、
「 金躰寺(こんたいじ)は、元興寺の道昭法師の開基と伝えられ、時期は不明であるが、 本堂は、5間四面に広縁を巡らせ、正面中央に向拝を設ける。寄棟造・本瓦葺で、棟札 |
となっておりました \(^o^)/
お伺いしたのが、涅槃会(釈迦が入滅した2月15日に行われる法要で、『仏遺教経』を読誦する
そうです。)が行われた後でしたので、本堂の左手に ドーン と掛けてありました (^^♪
凄い迫力でした (^^)/
掛け軸を納めてあった箱に 箱書きが有ったのですが、
奉納された年月ばかりを見ていて、店長は気付かなかったのですが、施主名も書いてありました。
【 貞享 二年 は、1685年 】 | 【 施主七世 と言うのが、このお寺の七世 】 |
このお寺の 「 七世 」 つまり、七人目のご住職が、この涅槃図を作られたという事です。
本堂に掛けられた涅槃図の周りは、黒い柵で囲われ、 前にはこの七世の方のお位牌と花が
お祀りされておりましたので、凄く厳かなより立派な掛け軸に見えました。
店長が修理した掛け軸が、立派にお祀りされているのを見て、すごく感動し嬉しかったので、
ここに報告させていただきました \(^o^)/
ただ単なる掛け軸では無く、お祀りしてある掛け軸なので、写真は撮っておりません。
来年の2月にも 一般公開されるそうです (^^♪
その時は、報告したいと思います (^^)v
2016/3/18 書く
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