表具師店長の日記

文化財保存修復学会in仙台 に参加しました!

少し前になりますが、7月21日に 「 文化財保存修復学会 仙台大会 」 に 出席してきました!

店長は、平成23年の10月に この学会に入れて頂きました。

この事は、以前の店長日記に書いています。 実際 店長には、文化財を修理するほどの技術は

ありませんが、現在お預かりしている作品が、この先 10年・20年後に文化財に指定されるかも

しれません・・・  そんな時、どうしようもない作業がしてあると次の修理が出来ない可能性も考え

られる ( と言って、店長がどうしようもない作業をしている訳では有りませんが、・・・) ので、

文化財を扱うに当たり、最低限の知識と技術を得ることが出来れば、骨董品と文化財の橋渡し

が出来るのではないかと考えて、この学会に入れて頂きました (^^ゞ

この大会は、毎年場所を変え 年に1度行われます。

今年は仙台で、「 東北大学百周年記念会館川内萩ホール 」 と言う所でした。

20日・21日 と2日間に亘り行われたのですが、店長は 仕事の都合で、21日のみ

それも当日出発となりました・・・

朝 4時半に家を出て、伊丹空港から飛行機に乗り 8時半には仙台空港に着きました!

しかし、空港から市内までの電車が無く 45分待ち・・・ その後会場までのバスの乗り継ぎも悪く

大会会場に着いたのが、10時半でした (>_<)

店長が聞きたかった研究発表 「 絵画修理に用いる膠に関する考察 」 は既に終わっていました・・・

それでも初めての参加なので、総会が終わるまで研究発表の会場に居り、その後は東北大学の

学食で昼食を食べ、ポスターセッションと言う 狭いスペースでの発表を聞いたり、色んな

修復機器の展示を見たりして、有益な時間を過ごしました \(^o^)/

店長が普段 感覚で作業をしているのに対し、発表される方はそれを数字に直して みんなに

分かりやすく (難しくなりすぎているきらいも…) されていました (^^♪

やっぱりこの大会に参加しないと、何も得る事が出来ないなぁと 感じました!

来年も参加しよう (^^)/

 
【 研究発表の様子 】 【 総会の様子 】
     
【 昼食を食べた 東北大学 】 【 ポスターセッションの様子 】

この発表会で、ビックリしたことが有りました!

それは、この会場で 偶然 青年会のメンバーに会った事です \(◎o◎)/!

彼は、大学で木彫の勉強をしていたらしく、現在は仏像の修理修復をしているそうなのです!

一緒に活動していても、職業まではあまり知りませんので、こんな事も有るのですね (^_^;)

2013/8/5 書く

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近くには、邪馬台国卑弥呼の遺跡として有名な纏向遺跡があります。
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