無病息災に通じる六つの瓢箪に健康長寿を祈る開運画
健康への関心が深まるにつれ、注目を集める、古来より脈々と珍重されてき
た秘伝の開運画です。瓢箪には病魔を除ける霊力が宿るといわれ、縁起が良
いとされてきた瓢箪。その瓢箪が六つ揃うと「六瓢」すなわち無病息災に通
じることから、特に江戸時代に流行した疫病を鎮めたとして盛んに描かれて
きた健康長寿祈願の題材です。
画中に開運の題材が、6つ隠れています。
?【六瓢】六つの瓢箪「六瓢」は「無病息災」に通じる健康祈願の題材。江戸時代、疫病が流行した際に庶民の間に六瓢の絵が大々的に広まった。緑色の色調と、丸々と実った様が、健康長寿に最適な題材。
?【夫婦雀】繁殖期に農作物につく害虫を啄んでくれることから、難を啄む吉鳥といわれる。また雀は中国大陸から稲の種を運んできたといわれる吉鳥として親しまれている。
?【松竹梅】長寿の象徴と伝えられる寿松に、驚異の生命力を持つ竹、生めや産めに通じる梅は「歳寒の三友」と称えられる最高の吉木。
?【岩】岩石は地球創生時から存在することから、古代より神秘の霊力が宿ると崇められ、全国各地に伝わる巨岩信仰もこれが基本となっている。
?【万年青(おもと)】大き目の真っ赤な実を緑の葉がやさしく包みこむ万年青。その名のごとく、いつまでも枯れることなく緑を保つことから、長寿の象徴といわれ、もてはやされてきた。
?【橙】蜜柑に似た柑橘系で、古くから「代々」に通じるとして、お正月の鏡餅の上に載せる風習が伝えられる。黄色く熟してももぎ取らなければ自然に青く戻って、次の年再び黄色く色づくことから回青橙ともいわれる。先祖代々末長い吉祥に用いられる。
作者:伊藤 翔風
略歴:昭雅やかな京の庶民文化の中で育ち、代々受け継がれてきた言い伝えをもとに、開運縁起作品を数多く世に送り出す白雲書道会所属
大きさ:幅45×高さ175cm(尺3)
本紙:新絹本
様式:洛彩緞子本表装
軸先:陶器
化粧箱収納
注文制作のため納期10日前後かかります。